ビタミンCの働き、欠乏症、過剰症

ビタミンCの働き、欠乏症、過剰症

ビタミンCの働き
・皮膚や細胞のコラーゲン合成に必要です。
・鉄の吸収を高めます。
・抗ストレス作用を持つ副腎皮質ホルモンの合成を促進します。
・抗酸化作用があり、ビタミンEと協力して活性酸素を消去し、細胞を保護しています。
・しみのもとである黒色メラニンの合成を抑えます。
ビタミンCの欠乏症
・壊血病。
ビタミンCが欠乏し、コラーゲンの合成ができなくなると、血管がもろくなり出血しやすくなります。壊血病の症状は、疲労倦怠、いらいらする、顔色が悪い、皮下や歯茎からの出血、貧血、筋肉減少、心臓障害、呼吸困難等。
・寒冷ストレス等、様々なストレス、及び喫煙により、ビタミンCの消費量は高まります。
喫煙者、受動喫煙者はビタミンCの補給が必要です。
ビタミンCの過剰症
通常の食品からの摂取であれば過剰症の心配はありませんが、サプリ等からの大量摂取は胃腸に影響を与え、吐き気、下痢、腹痛等をおこす可能性があります。また、腎機能障害がある場合、1日数gの摂取で腎シュウ酸結石のリスクが高まります。
『日本人の食事摂取基準(2015年版)』では「通常の食品から摂取することを基本とし、いわゆるサプリメント類から1g/日以上の量を摂取することは推奨できない」としています。(1g=1000mg)
ビタミンCの推奨量
成人男子:100mg
成人女子:100mg
ビタミンCの多い食べ物
果物、野菜に多く含まれます。
ビタミンCは水に溶けやすく熱にも弱いので、調理には注意が必要。生の果物から摂取するのが確実です。
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