食物繊維の働き、欠乏症、過剰症

食物繊維の働き、欠乏症、過剰症

食物繊維の働き
・便秘を防ぐ。
不溶性食物繊維は水に溶けず、水分を吸収してふくれ、腸壁を刺激して便の排泄を促進し、便秘を防ぎます。
・生活習慣病の予防に役立つ
水溶性食物繊維は、人体に有害な物質の吸収を妨げ、便として排出させ、動脈硬化症、糖尿病、高血圧など、生活習慣病の予防に役立つことがわかってきています。(コレステロールの吸収を抑制、ブドウ糖の吸収速度を遅くし食後の急激な血糖上昇を防ぐ、ナトリウムを排出、等々)
特に心筋梗塞については、1日24g以上の食物繊維の摂取が心筋梗塞のリスクを低下させる、という欧米での研究報告があります。
食物繊維の欠乏症
摂取量が不足すると 便秘 になりやすくなります。
食物繊維の過剰症

通常の食生活であれば、過剰症の心配は、まずありません。
サプリ等で過剰に摂取すると、おなかがゆるくなったり、ミネラル等の吸収が妨げられたりする可能性があります。

食物繊維の目標量
成人男子−目標量:20g以上(70歳以上は 19g 以上)
成人女子−目標量:18g以上(70歳以上は 17g 以上)
食物繊維の多い食べ物
豆類、穀類、野菜、きのこ、海藻等に多く含まれます。

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