エネルギー(カロリー)−栄養素の説明

エネルギー(カロリー)の働き、欠乏症、過剰症

エネルギー(カロリー)の働き
生命活動に必要です。
エネルギー(カロリー)の欠乏症

痩せすぎたり、疲れやすい等の症状が出ます。特に高齢者は、「低栄養(カロリーやたんぱく質の不足)」とならないよう注意を。

エネルギー(カロリー)の過剰症

肥満。
皮下脂肪型(体形が洋ナシ型)と内臓脂肪型(リンゴ型)とがあります。
内臓脂肪型の肥満は脂質異常症(高脂血症)・糖尿病・高血圧を引き起こしやすく、この3症例のうちの2つ以上がある内臓脂肪型肥満がメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)で、動脈硬化が進行する危険があります。
内臓脂肪は、実は減らしやすい脂肪で、過食と運動不足とを解消すれば、減っていきます。
また、最近若い女性の間で増加中と言われる「隠れ肥満」にもご注意ください。肥満とは、体脂肪率が高い状態のことですから、BMI値が普通でも、脂肪過多であれば、それは肥満です。
ダイエット、偏食、運動不足等で筋肉も減ってしまう隠れ肥満は、リバウンドもしやすく、その脂肪が内臓脂肪であれば、やはり危険です。体重が増えないのにウエストサイズが増えていく場合は、要注意。

当サイトの推定エネルギー(カロリー)必要量の計算方法(18歳以上)

BMIが22となる体重=身長(m)×身長(m)×22
(BMIが22となる体重が、統計的に最も病気にかかりにくい体重)
推定エネルギー必要量=BMIが22となる体重×基礎代謝基準値×身体活動レベルとして算出
(160cmであれば、BMIが22となる体重は56kg)
※『日本人の食事摂取基準』では、2015年版から、18歳以上については、エネルギーの摂取量及び消費量のバランス(エネルギー収支バランス)の維持を示す指標として「体格( BMI:body mass index )」を採用し、目標とする BMI の範囲を提示しています。以下の通りです。

BMI
18〜49歳18.5〜24.9
50〜69歳20.0〜24.9
70歳 以上21.5〜24.9
参考ページ:BMI計算

※筋肉質の方は、BMIの数値が高めになります。また「隠れ肥満(骨や筋肉の量と比べて体脂肪が多い状態)」については、BMIからは判定できません。

エネルギー(カロリー)の多い食べ物
油脂、脂質の多い肉、乳製品、お菓子、ナッツ等に多く含まれます。

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