ビタミンKの働き、欠乏症、過剰症

ビタミンKの働き、欠乏症、過剰症

ビタミンKの働き

出血時に血を固めます。
骨にカルシウムが沈着するのを助けます。
※ビタミンKのうちのメナキノン-4は、骨粗鬆症(こつそしょう症)の治療薬として用いられています。

ビタミンKの欠乏症

欠乏すると、血液凝固に時間がかかります。
ビタミンKは、腸内細菌による体内合成もあり、通常の食生活で不足することはまずありません。
新生児は腸内細菌が少なく、ビタミンKが合成されにくいため、消化管出血や頭蓋内出血を起こすことがあります。

ビタミンKの過剰症

通常の食生活であれば、過剰症の心配はありません。
妊婦への大量投与で、副作用の報告があります。
抗血液凝固薬のワルファリン(商品名はワーファリン等)を処方されている人は、ビタミンKの摂りすぎに注意が必要です。納豆、クロレラ、青汁の摂取は避けたほうがよく、詳しくは医師にご相談ください。
※抗血小板薬のバファリン(アスピリン)は、ビタミンKと拮抗することがなく、納豆を食べても大丈夫です。

ビタミンKの目安量
成人男子:150μg
成人女子:150μg
ビタミンKの多い食べ物
納豆、青菜に多く含まれます。
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