飽和脂肪酸の働き、欠乏症、過剰症

飽和脂肪酸の働き、欠乏症、過剰症


 
飽和脂肪酸の働き
飽和脂肪酸は動物性の脂肪に多く含まれ、コレステロールや中性脂肪などの血液中の脂質の濃度 に関係し、脂質異常症(高脂血症)や動脈硬化、特に心筋梗塞との関連が高いと考えられています。
飽和脂肪酸の欠乏症
動物性の食品をほとんど食べないと、コレステロールの不足の症状が出ます。(血管が弱くなり、脳出血など)
また、特に高齢者では、肉を制限することで低栄養となってしまう可能性があります。
飽和脂肪酸の過剰症
飽和脂肪酸の多い食事を続けていると、血液中のLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪などが増加し、 脂質異常症(高脂血症)や動脈硬化症、さらには心筋梗塞へと進む危険があります。また、糖尿病のリスクを上げる可能性も指摘されています。
飽和脂肪酸の目標量
18歳以上、男女とも、1日に必要なエネルギー量の7%以下。
総エネルギー量が2000kcalであれば、
(2000×0.07)÷9=16gで、目標量は16g以下となります。
(飽和脂肪酸 1gは 9kcal)
主な脂肪酸には、飽和脂肪酸のほかに、
一価不飽和脂肪酸多価不飽和脂肪酸とがあり、これらの望ましい摂取比率は、3(飽和脂肪酸):4(一価不飽和脂肪酸):3(多価不飽和脂肪酸)とされています。
飽和脂肪酸の多い食べ物
牛肉や豚肉の脂、乳製品に多く含まれます。
飽和脂肪酸を多く含む脂肪は、常温で固体である事が多いのが特徴。
パーム油ややし油は植物性ですが、飽和脂肪酸を多く含みます。
備考
日本人を対象とした数万人規模の追跡調査をもとに、飽和脂肪酸は、心筋梗塞の発症リスクを上げるものの、脳卒中の発症リスクを下げるのではないか、と推測されています。 飽和脂肪酸については、摂取の過剰も不足も、やはり体にはよくないようです。


 

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